情報収集はインターネットで、常に怠らないのがビジネスマンの常識?
仕事の効率を上げるカギのひとつが、情報収集力ではないでしょうか。適切な情報を、素早く収集してアウトプットすることが求められるからです。また、情報があふれている社会では、正しい情報を選ぶために適切なリソース選びも重要とも言われます。ビジネスパーソンの皆さんにとって、情報収集が必要なのはどのような時で、どのような手段で行っているのでしょうか? PRO-Qユーザーの皆様に、2018年10月24日~11月14日まで、アンケート調査を行いました。
情報収集方法のメインはインターネットで、時に専門家や有識者の意見も
最初に、日頃の皆様の情報取集方法を見てみましょう。『普段、あなたは自分の業務に必要な情報収集方法をどのような方法で行っていますか。』という質問に対して、複数回答を得たところ、「インターネットで検索する」が80%と特に多く、次いで「インターネットのポータルサイトで探す」が47%、「インターネットの専門サイトで探す」が43%となり、インターネットが情報収集手段のメインとなっているようです。メーカーと非メーカーとで分けてみた場合、メーカーでは「自社の上司、同僚、部下に聞いてみる」が44%、「専門家に問い合わせる」が35%となって、非メーカーを大きく上回ります。ものづくりにおいては、自社のノウハウを蓄積しながら外部の知見も取り入れる必要があるのかもしれません。
日頃の情報収集はもはやビジネスマンの常識?
次に、『業務上でどのような時に情報収集が必要となりますか。』と質問している。最も多かったのは「普段から習慣的に情報チェック」の61%となり、常に情報収集を怠らないのはもはやビジネスパーソンの常識とも言えそうです。全体的には、業務で必要となったタイミングで情報収集することが多いようですが、メーカーと非メーカーとで違いが目立つ点もあります。ひとつは「試験、資格取得のため」という回答をした割合が、メーカーで18%、非メーカーで9%となり、メーカー勤務の社員は何らかの資格を取得する機会が多い様子がうかがえる。また、「新規事業を立案する時」という回答をした割合では、メーカーで6%、非メーカーで22%と大きく差が付いた。非メーカーではビジネスチャンスの模索が重要な業務となっていそうです。
多くの人が業務に特化した調査データ情報収集サイトを使ってみたい、非メーカーで積極的
次に、『無料で使える自分の業務専用の調査データ情報収集サイトがあれば使いたいですか。』という質問をしてみたところ、「非常に使いたい」が37%、「使うと思う」が50%という回答率になり、約9割の人がこうしたサイトがあれば使いたいと考えているようです。また、「非常に使いたい」という回答をした人の内訳を見ると、メーカーで18%、非メーカーで45%となり、非メーカーの方が積極的でした。
最後に、どのような情報を収集したいのか、インターネットサイトに欲しい機能などについて、自由に回答していただきました。
【業界動向や市場調査に使いたい】
- 業界規模、製品、顧客に関する情報。(従業員数:300名未満、商社・流通)
- 建設動向、自治体の開発戦略、水回りに関するお客様の動向など。(従業員数:300名未満、メーカー)
- 取引業界の趨勢、同業他社の求人条件情報。(従業員数:300名未満、メーカー)
- 商品の必要度、人気度の調査。(従業員数:1000名以上、メーカー)
【ノウハウを知りたい】
- FA(Factory Automation)に関する最新機器やそれらを生かしたシステムの構築方法、運用方法について。(従業員数:300名未満、メーカー)
- 収益・在庫管理手法。(従業員数:300~1000名未満、メーカー)
- 海外との部品調達に関わる情報。(従業員数:300名未満、メーカー)
【技術情報を調べたい】
- IT関係の技術情報、IT関係のニュース、OSS(Opne Source Software)の情報、サーバー関係のセキュリティー情報。(従業員数:300名未満、商社・流通)
- オープンデータ、ブロックチェイン関連サービス。(従業員数:300名未満、マスコミ・コンサル)
- 建築等の新工法等。(従業員数:300名未満、メーカー)
【こんな機能が便利】
- Google Alertのようなもの。キーワード検索等。(従業員数:1000名以上、マスコミ・コンサル)
- 登録したページに変更などがあった際にメールなどで通知してくれる機能。(従業員数:1000名以上、サービス)
【調査概要】 アンケート名称:「業務に必要な情報収集」に関するアンケート
調査主体:PRO-Q編集部(ProFuture株式会社)
調査期間:2018年10月24日~11月14日
調査媒体:アンケートメディア ビズPRO-Q
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