~自己負担は?会社に求めたい支援は?~ ビジネスパーソンのスキルアップに関する実態調査
<概要>
●スキル向上に取り組んでいる理由は、「今の仕事で成果をあげるため」が最多で4割
●今後身に付けたいスキルは「英語、英会話」が最多で4割、「IT関連のスキル」も3割
●スキルアップについて「会社の支援なし」が約半数
●スキルアップにおける課題「時間的余裕がない」が最多で4割、次いで「金銭的理由」が3割
●スキルアップの自己負担額、約8割が「1万円未満」
●「仕事を通じたスキルアップ」実感している人は約半数
スキル向上に取り組んでいる理由は、「今の仕事で成果をあげるため」が最多で4割
まず、「現在向上に取り組んでいる知識・スキル」については、「特にスキルアップには取り組んでいない」が25%となっているが、これを除くと、「英語・英会話」が最多で21%、次いで「プログラミング等IT関連」が18%、「金融関連」が16%などとなっている(図表1-1)。
次に、「知識・スキル向上に取り組んでいる理由」について聞いたところ、「今の仕事で成果をあげるため」が最多で38%、次いで「今の会社以外でも通用する人材になるため」が34%、「副業・兼業・独立のため」が26%などとなっている(図表1ー2)。
【図表1-1】現在向上に取り組んでいる知識・スキル
【図表1-2】知識・スキルアップに取り組んでいる理由
今後身に付けたいスキルは「英語、英会話」が最多で4割、「IT関連のスキル」も3割
次に、「今後身に付けたい知識・スキル」については、「英語・英会話」が最多で38%、次いで「プログラミング等IT関連」が30%、「MBA等、企業経営関連」が25%などとなっている。「特に身に付けたいスキルはない」は11%にとどまり、約9割がなんらかのスキルアップに取り組みたいと考えていることが分かる(図表2-1)。
これらのスキルを身に付けたい理由については、「今の会社以外でも通用する人材になるため」が最多で46%、次いで「今の仕事で成果をあげるため」が31%、「充実感を得るため」が28%などとなっている(図表2-2)。「現在向上に取り組んでいる知識・スキル」についての理由では、「今の仕事で成果をあげるため」が最多、次いで「今の会社以外でも通用する人材になるため」となっていたが、「今後身に付けたいスキル」についての理由では1位と2位が逆転している。「今の会社で成果をあげるためのスキルアップ」の優先度が高く、現状はそちらに取り組んでいるが、時間やお金等のリソースの余裕があれば、「社外で通用する人材になるためのスキルアップ」に取り組みたいと考えている人が多いようだ。
【図表2-1】今後身に付けたい知識・スキル
【図表2-2】スキルアップに取り組みたい理由
スキルアップについて「会社の支援なし」が約半数
次に、「スキルアップに対する会社の支援」については、「会社による支援はない」が最多で49%、次いで「スクール・資格取得の費用負担など金銭面での補助」が31%、「社外のセミナー等への派遣」が20%などとなっており、会社による何らかの支援があるのは半数程度であるようだ(図表3-1)。
「スキルアップのために会社に支援してほしいこと」については、「スクール・資格取得の費用負担など金銭面での補助」が最多で43%、次いで「社外のセミナー等への派遣」が28%、「会社による支援は不要」が23%などとなっている(図表3-2)。会社で決められたカリキュラムによるスキルアップよりも、金銭面での支援を受けて自由度高く取り組みたいというニーズが多いことがうかがえる。
【図表3-1】スキルアップに対する会社による支援
【図表3-2】スキルアップに対して会社に期待したい支援
スキルアップにおける課題「時間的余裕がない」が最多で4割、次いで「金銭的理由」が3割
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