キャッシュレス決済の手段を増やす人は、「まちまち」の結果に。

増税により始まったばかりのキャッシュレス決済。皆さんはどのように捉えているのでしょうか。「増税に伴うキャッシュレス決済に対するポイント還元で、何か新たにキャッシュレス決済の手段を増やしましたか？」という質問をしたところ、最も多かった回答は「増やしていない」で50%という結果になりました。次点で多かったのが「増やした」で33%でした。ただ、300名未満の企業では結果が逆転し、「増やした」が最も多く、44%という結果になりました。

キャッシュレスの決済方法にも時代の流れが。「スマートフォン決済」が最も多く。

では、具体的な内容について、「どのようなキャッシュレス決済手段を増やしましたか？　これから増やす予定のものも含めて、当てはまるものを全てお選びください。」という質問をしました。結果は「スマートフォン決済」(38%)、「電子マネー」(34％)、「クレジットカード」(26%)、と続きました。昨今のスマートフォンの普及に伴い、新しい決済方法を利用する人が増えたようです。

ポイント還元制度の落とし穴。制度が「期限付き」であることを知っている人はどのくらい？

最後に、「キャッシュレス決済のポイント還元最大5%（フランチャイズチェーンでは2%）は「令和2年（2020年）6月までの期限付きの制度」であることを知っていましたか？」という質問をしました。全体の結果を見ると、最も多かった回答は「知っていた」で64%となりましたが、従業員数別で見ると、300名未満の企業では75％が「知っていた」と回答した一方、1000名以上の企業では逆に「知らなかった」が56％で最も多い結果となりました。

最後に、ポイ活をしているか否か、フリーコメントを記入していただきました。利用している人は多く、賢くポイント活用しようと試みる人が多い印象を受けました。その反面、全くポイ活自体をしていない人も見受けられ、ポイント還元についての考え方は人によって大きく異なる結果となりました。一部抜粋します。

【積極的に利用している】

• できる限り高い還元率の支払い手段を選ぶようにしている。
• 分散すると貯まりにくいので、出来るだけ特定のカードで集中利用しています
• ポイントカード提示やキャッシュレス決済を積極的に行っている。
• キャッシュレス決済をデフォルトの支払い方法にしている。どんなに少額でも基本的にはクレジットカードを利用。







【ポイントに疑問】

• 種類や手間が多すぎて管理しきれない
• ポイントってバラバラ（マイルと同じ）で意味がない。そこに執着している心と時間の無駄。キャッシュレスもＱＲなんて今更。海外はスマホで非接触になりつつある。







【限られた店で利用している】

• ドラッグストアやクリーニング店、Tポイント等を集めているが、これといって積極的にやっているわけではなく、今回もあまり関心はない。
• 限られた店しかやっていない。
• よく行くところに限る。集めるほど行かないお店で貯めても仕方ないので。







【利用していない】

• NO

【調査概要】 アンケート名称：「キャッシュレス決済のポイント還元制度」について
調査主体：PRO-Q編集部（ProFuture株式会社）
調査期間：2019年9月17日～10月7日
調査媒体：アンケートメディア ビズPRO-Q
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