企業が求める人材要件と自身の希望やスキルがマッチし、力が発揮できる環境を選び取ることができれば、その転職は成功だといえるでしょう。理想と現実のギャップを生じさせないためには、多方面にわたる情報収集が必要となってきます。そのような中、PRO-Qユーザーの皆様が転職に関する情報収集をどのように行っているのか、2018年12月11日～2019年1月8日まで、アンケートで調査しました。

転職の求人情報を「転職サイト」で調べる人は5割超

最初に、転職活動の際の求人情報を取得する情報源を見てみましょう。『転職活動を行う際、どこで求人情報を調べますか？』と質問したところ、トップは「転職サイト（自己応募型。リクナビ、doda等）」（35%）、2位は「ハローワーク」（19%）、3位は「転職サイト（企業からのオファー型。ビズリーチ等）」（18%）となりました。1位と3位の「転職サイト」を合計すると53%の過半数となり、公的機関であるハローワークを大きく上回りました。

企業の口コミサイトを利用したことがあるのは約3割

次に、企業の口コミサイトを利用したことがあるかどうかを見てみましょう。『転職活動の際、企業の口コミサイト（Vorkersやカイシャの評判等）を利用したことはありますか？』と質問したところ、「ある」と回答したのは33%、全体の3分の1でした。口コミサイトの存在自体を知らない人も19%に上り、企業の口コミサイトの活用は、「まだこれから」の状況であることがうかがえます。

企業からの面談オファーが届くサービスを利用している・利用していたのは約5割

最近注目を集めている企業からの面談オファーが届く、いわゆる“オファー型”サービスの利用は、どのような状況なのでしょうか？ 『転職活動の際、企業から面談オファーが届くサービス（ビズリーチ、doda Recruiters等）を利用したいと思いますか？』との質問に、「利用している」あるいは「利用していた」と回答したのは、合計で51%の約半数でした。「利用したいが、オファーが届くか心配」も28%となっていますので、企業からの面談オファーが届くサービスを前向きに受け取っているのは、約8割の結果となりました。

最後に、求人・転職情報サイトにあったら良いと思う機能やサービスについて自由に回答してもらいました。以下にその内容を抜粋して紹介します。

【企業についての詳細な情報の提供】

• 具体的な労働環境を示してくれると応募するか判断しやすい。（従業員数：1000名以上、サービス）
• 現在進行形の社内情報の提供。（従業員数：1000名以上、メーカー）
• 業務の詳細が具体的に説明されていると、決断しやすいと思います。（従業員数：300名未満、メーカー）
• 社内の雰囲気を書いてほしい。（従業員数：300名未満、マスコミ・コンサル）

【転職者の希望に沿う多様な求人情報の提供】

• 紹介会社のオススメ枠。（本人の希望を加味していない）と本人の希望を加味した枠を明確に分けて提案をしてほしい。（従業員数：1000名以上、マスコミ・コンサル）
• 正社員ではなく副業用の週一や単位時間、もしくは成果型で働く求人、特に回路系であったら良い。（従業員数：300名未満、メーカー）
• 他者と自分の違いを客観的に見られる指標。（従業員数：300名未満、メーカー）

【調査概要】 アンケート名称：「転職活動における情報収集」に関する意識調査
調査主体：PRO-Q編集部（ProFuture株式会社）
調査期間：2018年12月11日～2019年1月8日
調査媒体：アンケートメディア ビズPRO-Q

※本レポート内容は、会員の皆様の活動に役立てるために引用、参照をいただけます。その場合、下記要項にてお願いいたします。
１）出典の明記：「アンケートメディア ビズPRO-Q（ProFuture株式会社）」
２）当ページのURL記載、またはリンク設定
３）PRO-Q運営事務局へのご連絡
・会社名、部署・役職、氏名、連絡先
・引用先名称（URL)
・目的

Eメール：support@pro-q.jp