転職目的のリアルとは。若年層ほど、転職で給料アップを目指す

企業の採用ニーズが最も高まる時期は年間を通じて3〜4月、また9~10月と言われている。特に1〜2月は年度切り替えや退職者の後任補充、新規事業の開始などに伴う転職準備期間にあたると言えるが、求職者が転職を考えるきっかけとは一体どのようなものなのだろうか。市場調査・マーケティングリサーチのゼネラルリサーチが2019年1月、全国の20~60代の男女1,375名を対象に「転職に関する意識調査」を実施したので参考にしてみたい。

これまでの転職経験と転職活動の回数


全世代で転職経験をしたことのある人は全体の6割近くおり、経験者の割合は年々増加傾向にあると言われている。転職回数に関しては、0回をのぞくと「1〜2回」が最も多い結果となった。その背景には終身雇用制度の崩壊や働き方改革、景気の緩やかな回復による求人率の増加など様々な要因が考えられる。また、転職経験の少ない世代が引退の時期に入ったことも関係しているのかもしれない。

転職をしようと思う動機は何か?


転職しようと思った動機については、全世代共通で「給料面」が37.1%とトップに挙がった。なお年代別に見ると、20~30代が37.5%と他の年代に比べて給料アップによる転職により意欲的だ。その他、「人間関係の悪化」や「新しいことへのチャレンジ」も転職理由に影響を与えていることがわかる。

どのように転職情報を収集しているか?


情報収集の方法について尋ねたところ、「インターネットの求人媒体」が半数を超える64.5%という結果になった。次いで「職安」、「知り合いからの紹介」、4位には「転職エージェント(21.2%)」と続いている。

希望の仕事に就いても、さらに転職をする可能性は?


自分の望み通りの業界、職種、職場に決まっても、さらに転職をする可能性はあるのだろうか? 調査では「希望の仕事に決まっても、今後も転職をする」との回答が7.9%であった。同時に「分からない」との回答が6割超え。先の読めない景気の不透明さが浮き彫りになった。

なお、求職者が希望する業界トップ3は、「サービス」、「IT・メディア」、「電機・精密」。社会情勢が目まぐるしく変わる現代、働く我々の生き方も様々な変化を要求されている。とはいえ、世代間によって意識の違いはあるものの、「給料アップ」が転職の最大目的であることがわかった。


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