在宅のままデザイン設計と子育てを両立。在宅でチームを組んで仕事を行うデザイン設計チームFINTYの活動が順調

施設デザインを手掛ける設計事務所の株式会社ディーアンドエスは2018年10月、子育て中のインテリアデザイナーや建築家、インテリアコーディネーターといった職種で構成されるデザイン設計チームFINTY(フィンティ)の状況について発表した。

FINTYは2018年4月に立ち上げられた、フリーランスが中心となった各職のプロフェッショナルで構成されるチーム。メンバーそれぞれが事務所を持たずITを活用して在宅でできる仕事環境にあり、タイム(時間)を分けるパートタイムではなく、ワーク(仕事)を分けるパートワークで仕事を行う。

特定の企業へ属することなく、柔軟に仕事を選択できるようになっており、フリーランスでありながら福利厚生制度も受けられる。仕事を行うチームであるとともに、同じような環境のメンバー同士が集まるコミュニティにもなっている。

同社代表の渕向氏は、20年以上、店舗設計やインテリアデザインに携わってきた経歴を持ち、その間、結婚や出産などのライフステージが変わるタイミングで、せっかくキャリアを積んできたにもかかわらず、大好きな仕事を辞めてしまうケースを数多く目にしてきたという。これは業界のみならず社会的に大きな損失なのではないかと思い至り、原因のほとんどは、家庭との両立が極めて難しいデザイン設計の仕事の進め方にあるのではないかと考察した。

そこで同氏は、キャリアを積んだ人達がどうすれば子育てをしながら仕事を続けられるかを課題として、2017年より、インテリアや建築の仕事に携わってきた人達を対象にした「働き方座談会」を開き、ヒアリングを開始。そこで出た意見を反映できる仕組みとして、このようなチームでの働き方作りに着手した。

2018年9月にFINTYのメンバー募集サイト(https://dands-inc.com/lp/finty/)をオープンすると、首都圏だけではなく、関西や海外からも多数の応募、問い合わせがあった。そこには、子育て中の女性だけではなく、介護をされている女性、家族の転勤のために仕事を離れているという女性、さらには男性も含まれる。応募してきた人達の貴重なキャリアを見て、同氏はこの取り組みへの注目の高さを実感しているそうだ。

現在、チームメンバーは、子育て中の女性3名で活動しており、ディーアンドエスの実働チームという位置づけだ。今後、メンバーを増やしていき、個人としてなかなか請けられなかった案件を請けられるようにしたり、メンバー同士でチームを組んでデザインコンペに参加したり、またFINTYとして他のデザイン設計事務所をサポートするなど、さまざまな展開を検討中とのこと。並行して、メンバーがFINTYでいることが自身のブランディングへつながるようにもしていく。

さらには、このようなチーム作りのノウハウを他の設計事務所や企業などに提供していくことも視野に入れており、働き方に関心が集まる昨今において、FINTYが新しい働き方の選択肢の一つとなれるよう務めていくのだという。

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